DHL Expressがイスタンブールで3つ目の空港に投資


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デュニャ–世界的ロジスティクスサービス提供者のDHL Expressが地域拠点としてのトルコの戦略的位置を効果的に活用するため、間もなく建設段階に入るイスタンブールで3つ目の空港に投資する計画があると発表した。

ドイツポストが所有するDHL Expressは、許容旅客数の点で世界最大となる予定のイスタンブールの新空港に6,000万ユーロを投資する。同社はIGA、イスタンブール第3の空港の運営者との覚書に署名した。この協定ではサポートユニットを備えた20,000平方メートルの地域業務施設を想定している。

2015年の目標を報道陣に語ったマルクス・レックリングDHL Express ターキーマネージングディレクターは、「トルコが主要新興国であるため、DHLにとって重要度が高い」と述べた。 
「DHLはトルコをアジア、中東、ヨーロッパでの貨物輸送を繋ぐ拠点にするための第一歩を踏み出した」と述べ、「増加する地域間の接続性がトルコの輸出業者の世界市場進出も容易にするだろう」と付け加えた。

「この新協定はDHL Expressのトルコにおける信頼とトルコをアジア、中東、ヨーロッパ市場で機能する戦略的拠点に変えるという強い信念を再確認するものだ」とDHL Express ターキー幹部は言及した。

同大手ロジスティクス企業は、DHL Express、DHL Supply Chain、DHL Global Forwardingという3種の異なるブランドで営業している。DHL Expressはトルコ市場の53%を占め、2014年の年間収益は前年比11%増であった。

トルコは2023年の建国100周年までに、輸出額5,000億米ドル、GDP2兆米ドル達成及び世界的物流拠点となることを目指している。
http://www.invest.gov.tr/ja-JP/infocenter/news/Pages/090315-dhl-express-investing-in-istanbul-3rd-airport.aspx

あのDHLまでもが、トルコを周辺各国(ヨーロッパやアジア圏、中東方面)の主要ハブと認識しています。

エルドアン大統領の輸出額5000億ドルの目標は、夢物語ではないのかもしれませんね。

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